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【資産運用 始めたい】資産運用いつ始めたらいいの?

結論

いつ始めてもいい!!もっと言えば、今始めよう!!

目次

①ズバリ今始めよう!

 なかには、「資産運用?投資?まだ早いよ。まだ若いし。」とか「もう遅すぎるよ!こんな年だし。」とか「無理だよ。全く知識もないし」と初めから資産運用をしない・できない理由・言い訳をする人が結構多い。

 

 

 結論から言うと、10代から60代くらいの人ならば、「資産運用しないといけないなあ」と思ったその時が、はじめ時です。それができないのは「怖い、損をしたくない」という不安が頭の中にこびりついているからです。

 

 

 例えば、自転車に乗れるようになりたいのに、ユーチューブの動画で、乗り方の動画ばかり見ていても乗れるようにはなれないですよね?それと同じことです。

資産運用でも「知識がなくて、何をどうしたらいいのか分からない、理解できない」といわれる。それも当然です。

 

 子供のころから、資産運用などに関する教育を受けていないのだから。昔から日本は、「いい仕事に就職して働いて、お金をを稼いで、きちんと貯金をしなさい」という教育しか受けていない。家庭・国・学校などがそれを推進していて、その考えが植え付けられていた。

 

 また、「もともと日本人は、その昔から農耕民族で、コツコツと作業して、地道に収穫して、蓄えて増やしていくことを行っていた民族なのだ。」という記事があった。そういったことから、貯金は違和感なく、しっくり来たのだろう。そのため、急な形で「資産運用しましょう」と言われても、内容が分からないため、対応できないのだ。

②本当はどうすべきか、わかっているのに・・・

 近年、貯金だけでは、老後の資金を賄うことができないというデータが出てきた。いわゆる「老後2000万円問題」。

 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」R1年6月3日の中に書かれている。

 

 この内容を見て、財務省、財務大臣はこのような報告書を認めるわけにもいかず、受け取るのを拒否したともいわれる。

 この2000万円という不足額は、この先もそうなのかといえば、そういうわけではない。その年の家計の状況、経済状況、物価、受給する年金などいくつかの要因により金額は変わってくる。

いずれにしても、結構な額が不足するのは、間違いないようだ。

 

 このことから、老後対策に動き出す人が増えた来ている。しかし、それは「頑張って貯金しなきゃ」とか「私も仕事した方がいいかな?」とか考えるさらに、節約をしようと家計の見直しにも取り組む。もちろん大事なことだが。

 

 「資産運用を始めないといけないけど、何から始めたらいいのか分からないなあ」と思って、慌てて証券会社や金融機関などに行って、営業マンの言われるがままに入ってしまう。これではよくないので、ある程度調べたうえで行動を起こしてほしい。始めると「もしかしたら、短期間で大きく儲かるかも」と欲が出て、油断する人が出てくる。(それを防ぐために別記事の「投資・資産運用を始める前に考えておくこと」を読んでほしい

 

 基本的には、長期目線で、分散、定期的に積み立てること。つまり、日本人が得意な、地道にコツコツとというスタイルだ。これが、最後に大きな力を発揮するのだ。慌てることはない。

③最近の投資・資産運用の取り組みの傾向について

 近年、コロナ禍により、仕事上、家でPCを使って仕事をするテレワークが浸透してきている。そのため、空き時間ができたためか、証券会社などで口座を開設し、資産運用・投資をはじめようとする動きが出てきている。

 

 男女問わず。資産運用や投資のセミナーに10万から20万円もかけて参加する人も。最近はPCで検索すれば、ある程度の情報は入ってくる時代です。

 

 資産運用・投資に関する始め方など詳しく説明しているサイトが結構ありますので、まずは、調べてみてほしい。

④各年代ごとに始めた方がいい理由

<子供が0歳~>

     かなり多くの方が、始めることとして、金融機関に行って子供名義の預金口座を開設して、預金を始めることだろう。そして、「教育資金を貯めなきゃ」と生命保険会社で保険の話を聞きに行く。あるいはPCなどでネット生保の学資保険を調べてみたりする。

 

 近年、人気なのは払い込んだ金額より、満期で受け取れる金額が多いもの、つまり満期返礼率100%以上のものを探す人が多い。受け取るタイミングも様々で、15歳、18歳、21歳などで一部を受け取り、残りを満期で受け取るという形だ。

 

 しかし、別の記事で後日取り上げるが、利回りというものを気にしてほしい。

例、満期の返礼率110%、18歳受取、

0歳から始めるとすると、18年間の運用で110%、つまり 18年間で10%分のプラス(100万円払い込んだら、満期は110万円もらえる、つまり10万円のプラス)だが、

 

これを1年間の利回りを考えると、10%÷18年=0・56%/年ということになる。10万のプラス分も1年あたりでみると、5555円になる。

 

 これは、数十万円を株式投資で配当金を受け取れるものにしたら、値下がりのリスクはあるが、1年でこの3倍4倍の金額は受け取ることも十分ありうる。これを例えば3倍16665円が18年間受け取りが続いたとしたら、299970円ほどになる。さらに値上がりによる利益があると、さらにプラスになります。この事実はしっかり押さえておこう。

 

 つまり、年利利回りが2%3%だけでも、結構な差が出ます。長期間で考えると、とても大きな差がでます。

<子供が7歳~> 

 前の年まで、子供さんが、保育園に通っていたら、保育料も支払わなければならい人もおられるでしょう。(近年、無償化の動きも出てきている)、その負担がなくなり、小学校入学時の準備でお金がいろいろかかるかと思うが、「さあ、これから教育費を積み立てないといけないと、いけないな」と行動を起こす方はとても多い。

 

 18歳まで11年だが、18歳時に、進学、就職、運転免許取得費、車購入費、一人暮らしになれば、家を借りることも。生活費の仕送りも。結構大きなお金が、3~4年続くことになる。

 

 この頃から、数千円から数万円でも地道に始めることが重要で、上記のような利回りでは、学資保険では、すぐに資金が足らなくなることは明らかだ。簡単に使えない状況にお金を回しておき、なおかつ良い増え方をしてくれるものに、お金を入れることが必要だ。

<子供が13歳~>

 子供さんが、小学校を卒業すると、親の年齢は30代半ば。仕事でも役職に就き、それなりに給料も増え、子供の将来や自分たちのことも考えていく時期だろう。諸事情により、それまで、資産運用ができなかったとしても、あきらめてしまう必要はない。まだ間に合う。

 

 子供が18歳まで5~6年ほどだが、多少リスクを取りつつ、うまく分散した運用がいいだろう。金額も少し大き目にした方がいいかもしれない。

比較的換金しやすい投資信託、株式、ETFなどでした方がよい。定期的にチェックすることと資産運用に関する勉強もしていき、情報収集もしっかりして、成功してほしい。

 

 少しずつ、子供さんにいいお金の使い方やいいお金の増やし方として投資・資産運用の有効性・必要性を少しずつでも伝えていくべきだろう。

<子供が18歳~>

 子供さんが就職したり、進学したり、民法改正で18歳から成人扱いとなり、一人で契約できることが増えます。

ローンを組んだり、証券会社で口座の開設ができるようになります。

 

 進学なら、大学の授業料で100万円程の支払いが4年かかって、さらに仕送りもあればさらに厳しい環境でしょう。   

 しかし、少しでもできるなら、続けましょう。一番良くないのは、そのために、やめてしまうことです。資産運用や投資がどういうものか、わかりかけてきたところで、やめてしまうのは、もったいない。

 

 子供さんが就職して、一人暮らしなら、多少仕送りも必要でしょう。しかしそれでも、やはり続けてほしい。自宅から通勤できるなら、これからは費用負担がだいぶ減るはずです。

 

 子供さんが就職したことをきっかけに、親子で資産運用・投資を始めてみてもいいのではないでしょうか?親子で同じものに投資しなくてもいいので。自分はこういうファンドや銘柄にこういう形で投資しようと思うとか教えあって、議論してみたり、情報収集したものを教えあって、その情報について、正確性やそれによる影響がどのように出るのか話し合ったり、PCでもっと調べたりするのも良いでしょう。

<子供が30歳~、親が50代~>

子供が家庭を持つと、資産運用も気にするようになる。結婚していなくても将来に備え、始めたらよい。

 

親は、あまり子供にお金がかからなくなり、自分たちに少し余裕が出てくるだろう。ただ自分たちの老後を直ちに考えていかないといけない年齢だ。

自分も資産運用・投資を始めて、子供にも自分たちがお金で苦労したことなとなど伝え、少しでも増やす取り組みはした方がいいとアドバイスはしておこう。子供は案外気づいていないものだ。

 

 自分事なれば、意識は全く変わるのだ。真剣に取り組むようになるだろう。親としては、子供や、特に孫などが家に来た場合などは、何かしてあげたくて、じっとしていられないでしょう。

 

そのためにも、少しでも、ゆとりを持ってしてあげられるように、資産運用を始めましょう。勉強(PCで検索含む)、情報収集、投資後のチェックなども続けましょう。

 

<子供が30歳代~、親が60歳(定年退職後)~>

 子が40歳代だと、孫は高校生や中学生という年齢で、子も自分たちの将来についてより真剣に考えだすだろう。

 

 自分は退職前後くらいなので、これからの老後生活を乗り切れそうか、早めに見極める必要がある。すでに月々の生活費が足らないことが明らかなら、働くこと(自分だけ働くのか、二人とも働くのか)を考えないといけない。

 

 そのうえで、リスクは大きく抑えた形で資産運用し、少しでも増えて生活費の足しになればよい。わからなものには、絶対にお金を入れないこと。失敗したら投資や資産運用で取り戻すのには、かなり無理があるからだ。後悔先に立たずだ。

⑤最後に

 大事なことをお話ししておこう。それは、「資産運用や投資において、たったの1度も、そして、少しの損失も出さずに、人生を終えた投資家はいない」ということ。

奥様にも、行動してほしい。好きなドラマなど好きなことをするのもいいが、将来のために必要なことを早めにしておくことは大事なことだ。毎日、少しづつでもいい、自分の投資商品がどんな動きをしているか、どんなニュースに反応しているかをとらえる練習や知識の習得にも尽力してほしい。夫婦で話すネタにもなるし、二人で知識を深めあえる。メリットが大きいのだ。

 

 例えば、子供のころ、自転車を乗れるようになるのに、何度も何度も教えてもらいながら、自分なりに考えて、失敗を繰り返しながら、練習を続けて、やっとうまく乗れるようになったはずだ。そういったことを繰り返していくうちに、自分に合ったうまくいくスタイルというものが見えてくるのだ。

 

 何にしても、失敗することはあると分かっているのに、最初から、失敗がありうるからといって、避けるのは、自分だけが大きく乗り遅れることにつながります。人間には学習能力があり、何かしら対策を取りながら、対応して取り組みます。大事なのは、ある程度「どうして失敗したのかをはっきりさせてから次へ進むこと」です。あきらめるのはまだ早いですよ!!

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この記事を書いた人

会社員 FP2級取得 共にHAPPY FAMILY目指そう!!

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