ファンダメンタルズ分析とかテクニカル分析とか考えなくていい‼
[結論]
ちまたでよく、「投資で勝てるのは、ファンダメンタルかテクニカル分析か?」という議論が起こるが、そんなことはナンセンスだと思う。
投資、特に株式に投資するときに、「企業が成長しながら長く繫栄していくためには、どういう経営をしていくのがいいか?」と考えるとよい。どっちがいいか分けて分析するのは意味がないと気づくだろう。
①まず、ファンダメンタルズ分析だけをしだすと・・
ファンダメンタルズ分析では、PER、PBR、ROE、EPS、自己資本比率、キャッシュフロー、ROA、他たくさんの指標がありますが、それを分析しだすと、今度は「あれはどうだ?これはどうなんだ?」とだんだん幅が広くなり、いつまでたっても分析が終わらないのです。分析だけで疲れてしまっては本末転倒ですよね‼あなたはこんなことになってませんか?
②テクニカル分析だけをしだすと・・
グラフ上に様々な指標(移動平均線、一目均衡表、ローソク足、ボリンジャーバンド、RSI、RCI、モメンタム、MACDなど)を使っていきます。これらを利用することで、パターンとか、どういた傾向があるかとか、バランス(偏りがあるか)などを見ていくのだ。
しかし、視覚的にとらえられたとしても本当にパターンが続くかとか、見たりするのに、上昇してからの下落転換した折れ線グラフの頂点同士を結んでいくが、その線を自分の都合のいいように、引いてしまって、訳が分からなくなって、失敗するパターンが多いのだ。
③調べるな!とか分析するな!とか言っているのではない。
資産運用するや投資をするうえで、よく言われている「わからないものには手を出すな」「よく調べて納得、理解したうえで買おう」というのは大事なキーワードだ。
初心者や投資経験の浅い知識の浅い人たちがやりがちだが、「今度はちゃんと調べなきゃ」と全部調べようとしてしまうのです。
そうならないためには、「企業が存続し続けるためには?」ということを考えてみてほしい‼
④企業が存続し、生き続けていくには?
一般的には、
●経営理念を明確にし、社会に対する存続意義や価値を示すこと
●経営環境の変化に敏感に反応し、経営改革を継続的に行うこと
●人材育成に取り組み、企業の持続性を確保すること
●業績や資金調達についてしっかり管理し、経営を安定的に成長させることを維持すること
●法律などを守ること
などがある。
4つ目の業績については、前年よりも少しづつでも成長を続けていること。
資金については安定的にキャッシュ(すぐに支払うために用意しておくお金)を手元にしっかり置いておくこと。バランスシート(B/S)で現預金や現金同等物などの数字を確認。
売り上げも伸び、経常利益や営業利益など本業でしっかりと稼げているかをチェック。
株価がどのくらいの水準かこれまでの推移はどうかなどを、折れ線グラフ(数年間)により確認する。そして、どういった事業をしているかも見ておくこと。
有価証券報告書、決算短信、決算説明会資料などはまとまって載っています。また、余裕が出てきたら、財務諸表としては、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書も確認しましょう。
まとめ
読んでみてどうでしたか?少し聞きなれない言葉もありましたが、見方としてはわかりやすいでしょう?
もちろん、ほかに確認した方がいいことはあったりしますが、それは、もう少し余裕がでてきてからで十分です!
ぜひ試してみてください