[結論]
決定権を持つ人と影響を与える人は違うことが、あるのできちんとどの指標が誰が(何が)決めているのかを理解しておこう。
①勘違いしてる人多いよね?
投資について中途半端に勉強していて、基本を押さえずに初めて、大きなダメージを食らう人が多い。それが嫌になって投資をやめてしまう人がいる。
そういった人たちは、自分たちが、的外れな予想をして失敗しているかもしれないということも考えもせずに、気付かないまま終わってしまうのだ。続けている人たちでも、その失敗を自分なりに原因を探そうともせず、突き止めないまま、次の投資に進んで、再び大きな失敗をするのだ。
逆に言えば、その原因のすべてでなくても、いくつかについて改善することができれば、いい方向に向かうことがあるのだ。
②ココも押さえよう
投資をしている人の多くは、いろんな指標に注目して、見ている。そして、その指標が、例えば市場予想よりも低いのか高いのか、いいのか悪いのかによって株価指数にも影響がでるし、企業の株価も変動する。
この「指標」について、勝手な自分の感覚で予想をしている人が多いのではないか。特に初心者の人は。
大事なことは、まず各指標について、誰が(または何が)決めているのかをよく確認しておくことだ。これを押さえておくと、たとえ周りがどうこう言おうとも、冷静に振り回されず、落ちついて備えることができる。
市場予想から、発表された数字が上か下かにより、株価が変動するというのはよくあることだ。経済ニュースなどでは、その指標について、市場はこのくらいで、それに近いのか、どうなのかなど議論したりしていて、どのようにその指標を見たらいいのか、少しは理解できるだろう。そういった作業を繰り返すことで、いいアンテナができるのだ。
次に気を付けてもらいたいのが、各指標に決定権はないが、何かしらの影響力を持つ人や機関がある。例えば、政府関係者や日銀総裁などの記者会見で為替などについての発言が出たりすると、その方向に大きく動いたりすることもある。金利についても同様だ。
いわゆる重要人物の発言で動くことがあるということだ。重要人物がどんな発言をしていたかを押さえておくことで今後の動きを予想できたりするのだ。
日頃から、どういった指標が、株価指数や企業の株価にどの程度影響を及ぼすのか見ておくと後から慌てなくて済むだろう。
日経電子版やweb上のニュースもきちんと見ておこう。変動した要因が、書かれていたりするからだ。粘り強く続けてほしい。