[結論]
クレジットカードは、しっかり管理して、利用した店の従業員であっても、渡さず、必ず自分で通すこと。または、渡したとしても、目の前で通すところをしっかり見ておかないとダメ。
あまり見かけないような機械に通そうとしているなら、中身が読み取られる可能性がある。でも、デビットカードなら、口座残高までしか使えず、暗証番号も必要で、セキュリティコードもいるので、そこまでの心配は必要なさそうだ。でも、管理はしっかりしよう。
①クレカのメリット、デメリット
<メリット>
・現金を持っていなくても決済できる(後払い)
・カードごとにポイントの付き方や利用特典などあるケースもあり
・保険が付帯してあるケースあり
・マイル貯めて利用したり、ポイントを別のものに交換したりできる
<デメリット>
・カードを落としてなくしたり、盗難にあって、不正使用されることもある
・支払いが滞ると住宅ローンを組めなくなることもある。
・カードの管理にかなり神経質になる
・後払いだけに自分で制御・コントロールしないと支払えない額になることもある。
②クレカは詐欺に遭いやすい?
一般社団法人クレジットカード協会発表のR3/3/31 2020年 クレジットカード不正使用被害の集計結果について、
不正使用利用層被害額 25億円
内訳
カード偽造8億円
番号登用 223・6億円
その他不正使用19・4億円
かなり大きい金額ですよね!!日本人の方は警戒心が強いほうだとは思うのですが、金融リテラシーなどについて、知識が少ない方も多いのが現実です。
だから、店員などから「こうこうしないといけないので」と言って奥の方で作業しようとしていると、「それはおかしい」と言える人はなかなか少ないのが、今の被害総額に現われているのではないか。
クレジットカードを筋トレで言うと、これまで全く筋トレしたことがないような人が体を鍛えようと、いきなりジムに高い入会金を支払っていこうとするようなもの。
最初は意気込みはだが、結局行かなくなる。行った気になって、筋トレしたつもりになる。会費だけ取られるのだ。
ただ、行きだして本気でトレーニングしだしたら、環境は準備できているため、効果は大きい。クレカなら大きな買い物ができてしまうということ。
③注目されているのが・・・
デビットカードだ。未成年でも作ることが可能で即時で口座から決済される。翌月の支払いの事を気にする必要がない。口座の残高までしか使えないので、大きな金額になることがない。
日本デビットカード推進協議会というところに加盟していると、キャッシュカードとしても使えたりするカードや国際ブランド(JCB、VISAなど)加盟店で使えるデビットカードのもある。
基本的に暗証番号を設定して使うもの。クレカと同じようにセキュリティコードがついている。(ネットショップでの買い物に使う)各金融機関は特徴を出してきており、種類も増えてきている。自分に合うものを選ぼう。
デビットカードを筋トレに例えるなら、最初は、バーベルやダンベルなどのシンプルな器具を買ってトレーニングして、自分の筋力レベルも上がってきて、物足りなくなると、ジムに行こうと思うが、いきなり入会せず、少し割高かもしれないが、利用の都度払いで利用していく。
そして、自分の家で器具をさらに買いそろえれたなら、もうジムは行く必要ないので、無駄にお金を使わなくて済む。ということだ。
④気を付けるべきことは・・・
口座残高までしか利用できないので、クレジットカードのような分割払いはできない。セキュリティコードもあるため、そういった情報も盗まれないように気をつけよう。
⑤まとめ
キャッシュカードとクレジットカードの中間にあるようなカードなので、結構いいのではないかと個人的には思っている。
一度パンフレットなど見て、確認してみるのも良いでしょう。