全部が全部、無駄ではないかも!
[結論]
e-ラーニングは、効果的な学習手法の一つです。自分の会社では、e-ラーニングが取り入れられており、その効果は高いと言えます。
しかし、e-ラーニング終了後にはアンケートに答えることが求められています。
アンケートに答えていない場合、担当部署から電話がかかってくることがありますので、忘れずに回答しましょう。
①私の会社では・・・
研修をこんな形で行っています。会社全体では、数万人規模の社員がいて、1つの支店では数人から数百人ほどなど各地域にある会社です。
一昔前までは、営業や業務に関わる取り組み方や、これから始まる新しい制度について、各担当の責任者が広い地域(例えば県内)であったり、少し狭い地域(各県内でも○○地方とか)でそれぞれある程度集まりやすい場所に集められて、1日がかりで研修または、数日かけて研修をすることがたびたびあった。
近年、研修について効率よく行うために、オンラインで会議用ツールや動画学習ツールも出てきた。さらにコロナ禍が数年間続いており、オンラインでのツールを研修で使わざるを得ないようになった。オンライン用の会議ツールではZOOMは有名どころだが、これには1枠の時間制限があり、その範囲内で済ませるようにするため、内容を絞りこむ必要があり、うまく伝わらないこともあった。
動画配信タイプでは、直接、動画をちゃんと見てもらったうえで理解してもらったりするものと、資料のようなものをアップして進めるようなものがあり、それが見えづらいので、手元に資料を紙タイプのものを用意して耳で聞きながら、目で見ながら進めるものがある。
しかし、後者の方(資料見ながら)はその資料に書かれてあることを、そのまま読んであるだけのケースが多い。時々、「それって、見て読めばいいだけだよね」って思うことが多い。
私たちの会社では、e-ラーニングが導入されており、従業員の能力向上や業務効率化に大きく貢献しています。
e-ラーニングは現代の教育手法として非常に効果的であり、多くの従業員が利用しています。
しかし、e-ラーニング終了後に行われるアンケートへの回答が必要であり、回答が終わっていない場合には担当部署からの電話があることがあります。
このようなやり取りが無駄な仕事と感じる人もいるかもしれません。今回は、私たちの会社でのe-ラーニングとアンケート、そして無駄な仕事に関する歴史についてご紹介いたします。
当社では、e-ラーニングを導入することで、従業員のスキル向上や業務効率化を図っています。
e-ラーニングは、従来の対面式の研修に比べて費用や時間を削減することができるため、多くの企業で採用されています。
また、自身の進捗管理や学習のペース調整がしやすく、効果的な学習が可能です。
②そのeラーニングで研修を受けた後にこんなことがあった
eラーニングでは、営業や業務の取り扱いの種類が多いほど、研修の数も当然増えてくる。
各研修ごとに期限が設けられていて、いくつも重なることがあり、会社の担当部署から、「誰々がまだ○○のeラーニングが終わっていないようですが・・・」と催促の電話がかかってくる。こちらも周知されていても忘れることがあるので、これについては致し方ないかなと思うところはある。
以前、こんなことがあった。上記のようにeラーニングで受講したつもりだが、実際は受講できていなかったため期限も迫っていたため担当部署は電話をかけてきたというわけです。なので、受講して終わらせたつもりでいたのです。
しかし、また担当部署から電話がかかってきて、「まだ受講できていないものがあるようですが」と言ってきました。
そのeラーニングはテスト形式で全部受けて「これで受講は修了です」とのメッセージがあり、受講し終わったと思っていました。
「何を言っているんだ。全部受けているのに」と多少いらいらしながら、見直してみると、一番下の方にポツンと未受講の項目がありました。
それをクリックすると、なんとただの「アンケート」だったのです。問題の難易度、分量、理解しやすいかどうかのアンケートでした。
これを見た時、私は「ハァァッ(怒)」と思いました。
「こんなことを答えさせるために、わざわざ最後に受講の項目を入れてるのか‼」と思い、「この人たちは、いったい何をしたいんだろう?」と思い、あきれてしまいました。
が、よく考えてみると、
私の会社では、e-ラーニング終了後のアンケートへの回答が終わっていない場合には、担当部署からの電話があったわけですが、
これは、従業員の学習の成果や不明な点の解消、e-ラーニングの改善に向けた意見の収集を目的としています。
ただし、この対応が無駄な仕事と感じる人もいるかもしれません。
無駄な仕事と感じる背景には、過去の経験からくるものがあります。
以前、当社ではe-ラーニング終了後のアンケートに回答が終わっていない場合にも、担当部署からの電話連絡がなかった時期がありました。
その結果、アンケートの回答率が低下し、e-ラーニングの効果測定や改善に必要なデータの収集が困難となりました。
この経験から、現在の対応策としてアンケート未回答時の電話連絡が行われるようになりました。
これにより、従業員の意見や感想をきちんと収集できるようになり、e-ラーニングの効果的な活用につなげることができています。
③そもそも研修って何のため?
研修って、仕事上の業務や営業に関することで身に付けておくべきことを学ぶためだと思うんです。知識の現行化、最新化することだと。ただ、みんながみんな同じレベルではないので、どうしても普段任せられている業務などにより差が出ます。
そして、なかなかeラーニングで学んだとしても使ったりする状況になければ、忘れやすくもなります。だけど、例えば、その資格を持ている人などは全員受けておかないといけないので、受けるわけです。
無駄な仕事の改善への取り組みとして、
当社では、無駄な仕事を減らすための改善策にも取り組んでいます。
例えば、アンケートへの回答が終わっていないことを事前に通知するシステムを導入しました。
これにより、従業員がアンケートの重要性を認識し、回答に対する意識も高まっています。
また、アンケートの項目や質問内容についても見直しを行い、必要な情報を最小限に絞ることで、従業員の負担を軽減しています。
さらに、アンケートへの回答にかかる時間を事前に明示することで、従業員が時間を確保しやすくなっています。
うちの会社では、e-ラーニングの導入により、従業員の能力向上や業務効率化に取り組んでいます。
e-ラーニング終了後のアンケートへの回答が求められることで、学習内容の理解度や意見の収集を行っています。
アンケート未回答時には、担当部署からの電話連絡がありますが、これも従業員の学習の成果や改善のための意見収集に役立っています。
④まとめ
eラーニングは知識の最新化、現行化するのにスキマ時間を活用し、身に付けていける良いものだが、アンケートに関してはいちいち答えていないからと、電話してくるのは意味がないと言える。
こういった会社は、いろんなところに無駄があるもの。意見提案しても何の改善もない。どうしようもない会社もあるのものだなと思った。
もし、あなたがこういった会社にいるなら、ぜひ転職の検討(エージェントに相談やサイトの活用など)はしてみよう。検討するのはただなので。