[結論]
一般的に、ブラック企業と言われるのは、「仕事がきつすぎる」「超勤したけど、手当なし」「上司が部下を罵倒する人間ばかり」「理不尽な人事異動」などでしょう。他にも人によっては、これも当てはまると思うものがあるでしょう。そう感じだしたら、もう行動を起こす方がいいかもしれません。あなたの直感は当たっているかもしれません。
①結構こんな扱いあるはず
以前、私はとても働きにくいある会社のある支店で働いていた。この会社は、まあまあの規模の会社ですが、ただ、その企業は、どこの支店も同じような最悪な環境かと言えば、必ずしもそういうわけではないと思います。
どこの企業にも、「ブラック企業」ならぬ「ブラック部署」「ブラック支店」のようなところが存在するのではないかと思います。
あと、よくあるのが同じ支店や職場内なのに、部署同士の対立です。
ここで、私自身が経験したことをお話ししたいと思います。
1つ目のある別の支店でのことです。A支店と呼びましょう。
そのA支店に行く直前の支店でも、あった事なのですが、私自身、人とコミュニケーションを取るのが苦手なタイプで、なおかつ、そこには仕事をしに行っているので、別の部署の人たちとは話をしなくてもいいだろうと思い、最低限の事しか話しませんでした。
なので用事だけ済ませて、話しかけられても、なるべく余計な話はしないようにし、最低限の返事だけして自分の部署に戻っていました。
すると、その日から、毎日のように「あの人変だよねぇ~」とか、「あの人感じ悪い」などと、聞こえるように言ってくるようになりました。そして、その別の部署からも、管理者が私の部署の管理者に「あの人をうちの部署に来させないでくれ」という話がありました。
というか、そう言っているのが聞こえたのです。ですが、仕事ですので、それまでと同様、普段通りに仕事で用事があるときは、普段通りに行っていました。
しかし、相変わらず、私がその部署を異動になる最後の日まで続きました。そこに3年間所属した後、別のA支店に行くことになったわけですが、これまでより1時間以上も余計に時間がかかる、ある意味左遷とも思えるような、異動でした。
②異動希望編1
そのA支店はどうなんだろうと言うと、はっきり言って、最悪でした。事務室でも他の社員の悪口を言うし、休憩室、ロッカー室、会議室、廊下でもしれ違うたびに、人のあら捜しをしては、悪口を言う最悪のメンバーの社員の集まりでした。
上司にもこのことを伝え、「その支店の成績向上や業務改善の事について、真剣に取り組ませた方がいいのではないか。人の悪口を言うのを、小学生ではないのでやめるようにきちんと指導すべきではないですか?」と提案もしたのですが、ダメでした。
それどころか、まさかの一言が返ってきたのです。「それは無理‼そんなことできない。できることとできないことがあるから」と。私はびっくりしました。「こういったことをきちんと管理するのが、あなたの仕事ではないのですか?」と言いましたが、「いやいや、それは無理だって」とのことでした。
異動してから、数か月でしたので言わずにおこうと思いましたが、思わず「この支店では、働くことは無理だと思うので、別の支店に少しでも早く異動させててください。」と伝え、A支店では、よほど業務上で必要なことしか話をしなくなりました。
こんな環境の中、救いだったのは、数人の相談できる仲間が、同僚がいてくれたことでした。そのおかげで、働くことができたのです。そして、ようやく、異動が3年後に実現しました。
③異動希望編2
が、しかし、また次の支店、B支店と言いましょう。ここの支店も最悪というべき支店でした。そこでは、管理者や役職者が、新しく異動してくる社員に何の配慮もなく、おまけに、同僚には事務室で平気で大きな声で悪口を言う社員がいて、それを管理者や役職者が一切指導や注意もしない。
そして、部署同士が仲が悪く、いろんな嫌がらせをするような、職員が、同じ部署や別の対立する部署の両方にいるような、ところだったのです。
うわさでは聞いていましたが、ここまでとは。ある意味犯罪に近いことをするような、職員までいたのです。もともと、このB支店は、全体的に人として、問題のある社員が多く集まる問題のある支店だという噂でした。
つまり、私自身がそういう社員として扱われていたんだなと確信しました。
場所的にも、通勤で片道1.5時間から2時間かかるようなところでした。
この支店でも、前のA支店と同じようなことが起こっていたので、早急に家庭の事情などを理由に挙げて、さらに、その事実も告げたうえで、異動の希望を早い時期に伝えました。
ここでも、数人のよき同僚に助けられ、支えられながら、3年間耐え、ようやく、まだまともな支店に、通勤もこれまでの半分の時間で済むような支店に異動できました。
それまでの仕事環境からすると、天国のように感じました。
④ブラック企業はやはりブラック企業なので
ただ、この状況がいつまでも続くとは限らないため、今現在は、「転職の事とか、副業、複業しながら、本業に変えていくこと」「自分がスキルや資格を身に付けてレベルを上げて、仕事として収入に結び付けていけるように取り組むこと」を視野に行動を始めました。
こういった会社は、表向きだけ「社内のいい環境づくりに取り組んでいます」とアピールをしようとします。しかし、その企業について出てくるニュースは、不祥事ばかりなのです。会社も社員も反省しているように見せかけているだけで、中身は何も変わっていないのです。
これを読んでいるあなたには、こんな思いをしてほしくありません。そのため、少しでも、ブラック企業ではないかと思えるなら、少し転職がいつでもできるように早めに行動を起こしてほしい。
高い給料がもらえるからといって、その企業に残っていると、何もいいことはありません。下手すると、責任まで取らされることになったりもします。何も言いことはありません。
自分の将来を、他人に決めさせていいのでしょうか?自分の人生を大事にしてください。
⑤まとめ
私が思う、ブラック企業の見分け方として、人事を見ればよいかと思います。「何でこんな周りからも評価されていない人が昇進できるの」という人事や「何でこんな悪質なことしている社員を一切処分しないの?」と思うことがあるでしょう。
意味の分からない人事異動があるとか。そういったところが、頻繁にあるようなら、ブラック企業でしょう。社員がつらくて、または理不尽なことをされているのに、管理者や役職者が何も対応しないよう会社はまともだとは思いません。
なので、自分からさっさとその会社を離れましょう。あなたには幸せな人生を送ってもらいたいのです。
参考