[結論]
今もまだ次々とモノやサービスの値段が上がってますよね?
それに対してあなたはどんな対応をしていますか?
全くしてないという方もおられますが、あなたを含め多くの人は「節約しなきゃ!」とモノを買うのをやめたり、サービスを利用するのをやめたり、使う量を減らしたり、別のものを買うなど頭悩ませながら、かなり努力されていますよね‼
ニュースや雑誌などで考え方や方法などを紹介されており、創意工夫されていることに頭が下がります。
ただ、その方法に加えて、もう1つ取り入れていただきたい方法があります。
それは「使い切る」ということです。
あなたもこういう考えが頭に浮かんだことがあるはずです。
「あ、これ捨てるのもったいなかったな」とか、「いつも捨てているが、何か使い道はないかな?」
と。
そこから一歩踏み出してみましょう。
1000万円貯蓄している方は、もったいない精神をしっかりとお持ちです。ぜひ、この基本を身に付けていきましょう‼
①使い切る節約 注目点は2つ!
1つ目は、「これまで捨てているごみを見てみる」こと。
生ごみなら、食べられる部分と食べられない部分を包丁でカットして、食べられない部分をごみ箱に捨てていますよね?
この食べられない(と思っている)部分がどのくらい捨てられているか確認してみましょう。「もしかしたら、食べられるかも」と思うはずです。
その「気になった部分」について、忘れないように使い切る習慣を身に付けるまでは、メモに残しておきましょう。
他に、衣類や紙、ティッシュ、文房具類、日用品類、チューブに入っているもの、スプレータイプのもの、クリームタイプのもの、といろいろありますが、よく見てみるとまだ十分使えるくらいの量が結構残っていたりします。もし捨てているものがあれば、よくチェックしてみてください。
2つ目は、「完全に使い切るまで絶対に買わない」ということ。
「足りなくなりそうだったら、買わないといけないでしょ‼」と
言いたくなるでしょう。ですよね!それが当たり前です!
例えば、カレーライスを作るのに、ニンジン、ジャガイモなどが、1皿当たり、1つ、2つくらいしかなかったら寂しすぎますよね‼
でも、その基本的な考え方として、まず「使い切る」そして、足りないと思た場合は、買い足したものを使う。この順番は守ってください。
「完全に使い切る」→「なくなったら新しいものを使う」この意識を徹底することで、まずかなり無駄が無くなります。
つまり、家になるものから先に使い切る、そして、買い物に行ったときにいつの間にか買っている量が、以前より減っていることでしょう。
その結果、これまでかかっていた費用よりも、少なくて済むようになっているかもしれません。
実は、これは私の実体験でもあります。
私はこれで、1週間で、3000円から4000円ほど少なく手済むようになりました。
ハンドクリームや歯磨き粉、塗り薬など、きっちり使い切ることで、買い足すまでの期間が長くなっています。
野菜に関しても、生ごみとして捨てている量が、3割くらいは減っている感覚です。肥料に使えると、さらにいいと思います。
②使い切る節約はミニマリストの視点を‼
ミニマリストと呼ばれる方の多くは、やはり、物の量が少ない。
つまり、その家の中にある収納スペースに収まる量しか購入していないということです。
その収まる範囲内で「徹底的に使い切る、使いこなす」ということを実践している。
さらに、必要なものがあれば、家以外のところでうまく使いこなしています。「使えるものは徹底的に使いこなす」ことを実践しする。
さらに、ミニマリストの方々のすごいところは、買い物をするときにも「なぜ、これを買うのか?」「なぜ、今これがないといけないのか?」と徹底的に掘り下げて、決断をすることができること。
論理的思考が身についているのです。
ミニマリストの方は、「足るを知る」ということを心得ています。
③使い切る方法を見ていこう‼
日用品の場合、ティッシュ、洗剤、トイレットペーパー、化粧品等様々なものがある。これらはできる限り長持ちさせたいですよね?
では、どうすればいいかというと、使う時の量が「今まで実は使いすぎだった」ということがないか、確認してみましょう。
その量が、例えば、それまでの半分で済むようになったら、これまでの倍の期間持つようになります。各商品の使っている量のチェックは是非してみてください。
例えば、ティッシュなら1枚使っていたのを、半分にするとか。
トイレットペーパーなら、切れ目があるが、今まで何切れ使っていたが、少し減らしても大丈夫そうだというなら、減らすといい。
洗剤は、できるだけ、これは「たぶん足りないだろうな」とというくらいまで減らして使ってみて、足りなければ少し足して、いいところを見つける。
液体の容器なら、一見なさそうに見えても、まだ、液体が側面についていたりして、水を足せばまだ十分使えます。かなり持ちますよ‼
化粧品なら、固形のものなら、つまようじのようなものを使い、掻き出して使うこともできるようです。結構残っていますよ‼
チューブタイプのものなら、使い切ったと思っても真ん中あたりをはさみで切ってみると、まだ使えます。最後まで使い切りましょう。
意識としては、少しの量を「丁寧につかうこと」を意識するとよいでしょう。
衣類の場合は、使い切るというより、「使いこなす」といった方がいいでしょう。いろいろ試行錯誤することで、いろんなアイデアが出てきます。制限がある中でこそ、いいアイデアが出てきたりするものです。周りの人のために服を着るのではありません。
自分のために服を着るのです‼
さらに、Tシャツなら、ほつれたり、破れかけたりして着れなくなっても、雑巾代わりにすることができ、それでも使えなくなれば、処分すればいい。
できれば、衣類は、長くいろんな場面にも使えそうなタイプの服が理想です。年に1回あるかないかだけでしか使えないような服ばかりがあるのは、使い勝手が悪いのではないでしょうか?
食材については、極論を言えば「食べると明らかに体に悪い部分を除いて、すべて食べきる」これが理想です。
そのため、一般的に食べないというので捨てられている部分の使い方、調理の仕方、レシピを身に付けておきたいですね!
カゴメさんのサイトにもレシピが出ています。ほかにもたくさんありますよ。
よく捨てられている
「皮、茎、葉、芯」などの栄養素
を載せておきます。
[大根の葉]
ビタミンK、ビタミンC、βカロテン
[人参の葉]
βカロテン、ビタミンA、食物繊維
[セロリの葉]
ビタミンB1・B2、βカロテン、ビタミンC、
食物繊維
[ニンジンの皮]
カリウム、カルシウム、βカロテン、食物繊維
[大根の皮]
ビタミンC・B6、カルシウム、鉄,
ブロッコリーの芯 ビタミンC、βカロテン、
カリウム、カルシウム
[キャベツの芯]
カリウム、カルシウム、リン、マグネシウム
[玉ねぎの皮]
ケルセチン、タンパク質、脂質、糖質、
食物繊維、ナトリウム、カリウム、カルシウム、
マグネシウム、鉄分、鉄、亜鉛
④そもそも、なぜ「使い切る」ことを取りあげたのか?
私自身、いろんな節約に取り組んできましたが、何かが欠けていると感じていました。
そこで、節約する上で、取り組み方として、何が良く取り上げられていて、何があまり取りあげられていないか?を調べてみたのです。
その結果、「使い切る」ということについて、あまり出てきていないということに気が付きました。
私自身、そういえば使い切るという取り組みが甘いのではないかと思い、取り組んでいくと、買い替えるまで期間が明らかに長くなりました。そこで、今回取り上げたわけです。
まとめ
あなたも一度、これまでの節約のとりくみについて、振り返ってみてください。
色々取り組みをされているかと思いますが、「使い切る」ということはできているか?「もったいない使い方」をしていないか?
もちろん必要なものは購入していただいて構わないんです。ただ、「使い切ってこそ、はじめてその支払った価値分を得た」と考えるべきです。
そうすることで、物を大事に使うということにもつながるし、節約にもなる。かなり家の中がすっきりしてくるでしょう。1石で何鳥にもなるのです‼
こういった取り組みをご自身の子供にも伝えて、教えてあげることで、将来役立つかもしれませんね!人を大事にすることにもつながります!